「明治安田J1、町田0-0G大阪」(1日、町田GIONスタジアム)
GK東口順昭(40)が今季初先発で無失点に貢献した。自身が出場した試合でのクリーンシート達成は23年7月8日の京都戦以来、約3年4カ月、1212日ぶり。「そんなに長いとは思ってなかった。気持ちは常に燃えていたので、よかった」とうなずいた。
正GKの一森が出場停止で巡ってきたチャンスで結果を残した。「町田さん相手で、持ってるもん全部出さないと簡単には勝てない。逆にそれがすっきりして、チャレンジすることだけを考えてプレーした結果、いいプレーができた」。クロス対応も危なげなくこなし、後半34分には日本代表FW小川の強烈なヘディングを、とっさの反応で上にはじいてゴールを死守。チームのリーグ戦9試合ぶりの無失点に貢献した。
新潟から移籍した14年以降長きにわたって守護神として君臨するも、直近3年は出場機会が激減。悔しい思いもあったが、腐ることはなかった。「なかなか割り切れない時期もあったが、やっぱり最後はサッカーが楽しいとか、キーパーがもっとうまくなりたいっていう気持ちで毎日やるようになったら、ちょっと気持ちも楽になった。年齢も受け入れつつ、とにかく練習からしっかりアピールしてやる毎日やったんで、その結果、こうやってチャンスが来たと思う」と軌跡を振り返った。
同学年の浦和GK西川周作を筆頭に40代でプレーを続ける“仲間”に刺激を受けている。試合前日には西川がJ1最多出場記録に並んだ。「周ちゃんとか、飯倉(横浜M)とかも頑張ってる中で、やっぱり『自分も』っていう思いになる。すごいありがたい存在」と話した。
明神監督も「なかなかベンチに入れない時間があったり、非常にヒガシ(東口)にとって苦しいシーズンもあった中、本当に練習からプロフェッショナルにプレー姿勢含めて、選手たちの鑑であると同時に、プレーの内容もすばらしかった」とこれまでの姿勢を評価。「なので今日、僕自身は心配とか不安は全くなく、非常に心強かった。久々のゲームですけれども、本当に集中力高く素晴らしいプレーをしてくれた」と賛辞を送った。