「オランダ1部、フェイエノールト5-2カンブ-ル」(23日、フェイエノール)
オランダ1部リーグでフェイエノールトのFW上田綺世(27)が、敵地のカンブール戦で3-0の前半追加タイムにPKを決めた。2試合連続となる今季2点目。チームメートのDF渡辺剛とともに後半22分までプレーし、5-2で快勝した。PSVアイントホーフェンのMF佐野航大(22)はホームのフローニンゲン戦で移籍後初先発し、フル出場し、5-1で勝った。イングランド・プレミアリーグ、フランス1部リーグも開幕節を迎え、モロッコ・スペイン・ポルトガルの3カ国共催で行われる2030年W杯へ向け、日本選手が各国での戦いに挑み始めた。
フェイエノールトのゴールラッシュで迎えた前半の追加タイム。獲得したPKに、上田はGKとは逆方向となるゴール右へ、冷静に決めた。チーム4点目。16日のゴーアヘッド・イーグルス戦から2試合連続ゴールとなったが、笑みは見せず、チームメートとタッチを交わした。
W杯北中米3カ国大会では、1次リーグのチュニジア戦で2ゴールを挙げるなど、存在感を見せつけた。だが、今季初ゴールを挙げた前戦後には「4年に1回の盛り上がりだけではなく、それを継続してサッカー文化を築いていくことが課題。もっと興味を持ってもらわないと冷めてしまう」と話すなど、危機感もにじませている。
戦いの場をオランダに移し、次回W杯を見据えて前進する日本のエース。昨季25得点を挙げて、オランダリーグで日本選手初の得点王に輝いた27歳は、まずはチームで結果を出し続けていく。