森保J、W杯出場国スコットランドに大収穫の勝利 三笘シャドー起用、代表デビュー塩貝が決勝アシスト、1試合21人出場

「国際親善試合、日本代表1-0スコットランド代表」(28日、英・グラスゴー)

 日本は0-0の後半39にMF伊東純也(33)=ゲンク=が決勝点を挙げて勝利。先発した若手組のアピールや、さまざまなオプション試行など収穫の多い一戦となった。

 中2日で強豪・イングランド戦を控えることから、FW後藤啓介(シントトロイデン)、FW佐野航大(NECナイメヘン)ら若手中心の先発メンバーで臨んだ。前半はチームが志向するハイプレスで相手を押し込む。得点こそ奪えなかったが、チャンスも多く作った。唯一と言える8分のピンチもGK鈴木彩艶(パルマ)が左手一本での“神セーブ”でしのぎ、前半を無失点で折り返した。

 0-0の後半17分には、FW上田綺世(フェイエノールト)、MF伊東純也ら主力4人を一斉投入。攻撃に厚みが加わり、次々とチャンスを演出。後半開始からシャドー起用となったMF三笘薫(ブライトン)は前線に効果的なパスを送るなど、得点の機運が高まった。

 同32分には、初招集のFW塩貝健人(ウォルフスブルク)、MF鎌田大地(クリスタルパレス)ら3人を投入し、2トップの3-1-4-2と超攻撃的フォーメーションに変更。すると同39分、左サイドのDF鈴木淳之介が上がってパスを受けると、中に折り返す。“A代表デビュー”となった塩貝が中央で落とすと、走り込んできた伊東が相手DFのタイミングを外して冷静に押し込んだ。この1点を守り切り、W杯イヤー初戦は白星発進となった。

 森保監督は後半に計10人を交代させ、試合を通じて21人を起用。「選手を試合中に10人入れ替えながら無失点でつないで戦えた。最後決めきることができて非常に良かった。選手全員が同じ絵を描いてくれて、交代しても流れを崩さずに戦えた」とたたえた。

 前半に当落線上の選手を多くテスト起用した中、主力を投入した後半で勝ちきることに成功。疲労を考慮し先発選手を大幅に入れ替えるターンオーバーは、長いW杯を戦い抜く上で必要になってくる。W杯出場国であるスコットランド相手に無失点でバトンをつなぎ、勝ち切れたことは大きな収穫と言える。

 「前回W杯のコスタリカのような引いてくる相手をどう崩していくか。スタートの形を2トップにして圧力をかけて得点を奪いに行くという点ではいい自信になった。W杯に出場する守備の堅いチームに最後点を取りにいって勝てたのは自信になる」

 W杯のメンバー発表前最後の一戦となる次戦の相手はFIFAランキング4位のイングランド。強豪を撃破し、本大会へ向けて弾みを付けたい。

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