J1京都や神戸などでプレーし、韓国Kリーグ蔚山を退団した元同国代表MF鄭又栄(チョン・ウヨン=36)がJ2富山に加入することが7日までに複数の関係者の話で分かった。交渉は大筋合意に達しており細部を詰める段階といい、近日中にも正式発表される見通し。
鄭又栄は2012年に慶熙大からJ2(当時)京都入りし、磐田への期限付き移籍を経て14年に神戸へ完全移籍した。18年に重慶(中国)から神戸に復帰。カタールやサウジアラビアでのプレーを経て、24年夏に蔚山へ加入した。
昨季はアジア・チャンピオンズリーグ・エリートやクラブワールドカップ(W杯)も含めて公式戦24試合に出場。ボランチ(中盤の底)を主戦場に健在ぶりを発揮した。蔚山残留の選択肢もあったが、現役生活の終盤を自身のキャリアが始まった日本で過ごしたいとの思いもあったという。
富山はJ2に再昇格した昨季、最終節で劇的な残留を決めた。今季も続投する安達亮監督は14年に神戸の監督として鄭又栄を指導している。韓国代表として18年ロシア大会、22年カタール大会で2度のW杯出場を誇るなど代表、クラブでも経験豊かな鄭又栄の加入は、さらなる成長を目指す富山にとってこの上ない大型補強となる。