京都 トップ昇格の尹星俊&酒井滉生が決意表明 亀岡出身の酒井「サンガスタジアムのピッチに一日でも早く立てるように」
J1京都は25日、サンガスタジアムで8月にU-18京都からトップチームに昇格したMF尹星俊(18)と来季の昇格が内定したFW酒井滉生(18)が会見に臨み、意気込みを語った。
大阪府出身の尹はU-15から京都に所属。U-18韓国代表にも選出される展開力とボール奪取能力に優れたボランチ。「世界に行って活躍することがこれまで支えてくれた方への一番の恩返し。それを実現できるようにしたい」と決意表明した。
酒井は本拠地サンガスタジアムのある京都府亀岡市の出身。スピードを生かした思い切ったプレーでU-18の得点源として活躍する。亀岡からサンガの選手が誕生するということで地元の期待は大きい。「多くの人の期待を背負うことになるので、責任と自覚を持って、持ち前の明るさと根気強さで、サンガスタジアムのピッチに一日でも早く立てるように頑張ります」と力強く宣言した。
2人は京セラ、京都サンガ、学校法人立命館の三者が核となって推進する、文武両道のトッププレーヤーを育成するプロジェクト「スカラーアスリートプロジェクト」の選手。大熊清GMは「プロジェクトから2人が昇格して感無量。京都独自のシステムで人間力をつけながらトップまで来た。尹選手はサンガのレギュラーだけでない志を持っている。サンガの中心となり、代表などにも入ってほしい。酒井選手は亀岡の出身で、エリートでなくとも苦労して昇格した。五輪代表などを目指してほしい」と激励した。




