京都は終了間際に悪夢 ラストプレーで鹿島・鈴木優磨に同点弾許す 残り3試合、勝ち点差は5のまま
「明治安田J1、京都1-1鹿島」(25日、サンガスタジアム)
3位京都は試合終了間際に鹿島FW鈴木優磨に同点ゴールを決められて、首位との直接対決を引き分けで終えた。勝ち点差は5で変わらず、逆転Vが厳しくなった。
京都はこの試合での復帰を目指していたFWラファエルエリアス、MF福岡がメンバー外。曺貴裁監督は「今ある最強のチームで臨むということは間違いない」と戦前話していたが、エースと主将の復帰は間に合わなかった。さらに今季全試合に出場していたDF鈴木が19日の前節・湘南戦でレッドカードを受けて出場停止。8月16日の東京V戦以来出場機会のなかったDFアピアタウィアがセンターバックに入り、7月に神戸から期限付き移籍したMF斉藤もスタメン起用され、京都加入後初出場した。
総力戦で臨んだ大一番は前半36分に先制に成功する。ロングボールが前線のFW長沢につながり、長沢がエリア内のFWマルコトゥーリオにパス。マルコトゥーリオがブロックのタイミングを外す巧みな右足シュートを決めた。
気持ちの入った守備で後半は鹿島の攻撃をしのいでいたが、追加タイムも終わろうとしていた場面で、鈴木に右足でのゴールを決められた。サンガスタジアムを埋めた2万353人のサポーターとともに残り3試合、頂点だけを目指す。




