大敗の早実・森泉武信監督は完敗認める「本当に力不足」都大会無失点の堅守がまさかの4失点崩壊

 徳島市立に敗れ肩を落とす早実イレブン(撮影・金田祐二)
 徳島市立に敗れ肩を落とす早実イレブン(撮影・金田祐二)
 後半、ヘディングでゴールを決め、喜ぶ徳島市立・柏木優一朗(4)=撮影・金田祐二
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 「全国高校サッカー選手権・1回戦、徳島市立4-1早実」(28日、国立競技場)

 開会式と1回戦1試合が行われ、初勝利を目指した早実(東京B)は守備が崩壊し、徳島市立(徳島)に大敗した。森泉武信監督は「完敗です。クロス対策などをしっかりとしてきたが、そこで(点を)取られてしまった。本当に力不足を一番に感じました」と認めた。

 初出場だった2年前の開幕戦も同地で広島国際学院(広島)に敗戦。雪辱を果たせなかった。「チームとして2年前は正直言って何も分からなかった。今回は“勝ちに行く”ということでやってきたところが一番違った」と、2年間の心持ちの変化を明かした。

 都大会4戦で8得点無失点と自信を持って望んだが、ミスやセットプレーなどから4失点。悲願の同大会初勝利を逃した。「組織力もそうですし、個人の力も含めてトータルでもう一つ力をつけてこないと。なかなか難しいなと感じた。多くがミスからひっくり返っているので、日頃の練習、試合からこだわってやっていきたい」と課題を口にした。

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