サッカーの第104回全国高校選手権(12月28日~来年1月12日)の近畿地区代表校共同記者会見が28日、大阪市内で行われた。大阪予選で優勝した後に部員の飲酒が発覚し、当該部員を除くメンバーで出場する興国(大阪)の六車拓也監督は会見後に「お騒がせしてしまいました」と謝罪した上で「われわれとしては、向かうしかない」と、本大会への責任感をにじませた。
会見の質問は全チーム一律に関する内容に限られた。同監督は「3度目のチャレンジで(本大会)1勝をつかみ、できるだけ多く戦いたい」と話した。サッカー以外で大切にしている部分について問われると「『オンリーワン』というテーマを掲げている。それぞれ選手に合った特徴、苦手なところを含めて逃げずに特長を磨くということはサッカーを通してもそうですが、人間的なとこも大事にしている」と話した。
学校によると一部の部員が今月2日夜に飲食店で飲酒し、3日未明に大阪府内の路上で意識障害の症状で倒れ、救急搬送された。学校はサッカー部全体に聞き取りし、ほかに問題行為が確認されなかったことから出場を判断。飲酒した部員は選手権を含む対外試合への出場を停止する。
本大会1回戦は12月29日に帝京大可児(岐阜)と対戦する。