仙台育英「部全体で構造的いじめ」全国高校サッカー辞退 対外試合も12月末まで中止

 仙台育英高男子サッカー部で3年生の部員が複数の部員から不適切な言動を受けた問題で、調査していた学校は12日、特定の生徒が集団から疎外されるなどの構造的いじめがあったとして、12月から開催される第104回全国高校選手権大会の出場を辞退すると発表した。

 学校は「サッカー部全体、顧問団ならびに生徒の人権意識が不十分で構造的いじめを生じさせ、これを見逃してしまう体制であった」とする文書を公表。集団からの疎外の他、いじりや過剰な注意、強要などが確認できたとしている。

 学校によると、全国高校選手権出場辞退を宮城県サッカー協会に届けた。協会は受理した上で「実行委員会で対応を協議する」としている。学校は12月末までの各大会への出場辞退と、対外練習試合中止も決めた。

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