第104回全国高校サッカー選手権大会実行委員会は21日、調整中だった宮城県代表が聖和学園に決まったと発表した。
宮城県大会優勝校の仙台育英から本大会出場辞退の連絡を受けたため、県大会準優勝校の聖和学園に本大会出場を打診し、正式に出場する旨の回答があったため、実行委員会として決定したとした。
仙台育英は3年生の男子サッカー部員が複数の部員から不適切な言動を受ける事案があった。「構造的ないじめ」があったとして、11日に全国高校選手権の出場辞退を届け出ていた。一方で県大会で仙台育英に敗れて準優勝だった聖和学園についてもその後、複数の部員が、夏休み期間中に飲酒や喫煙をしていたことが判明していた。
当日、聖和学園は「本校男子サッカー部の全国高校サッカー選手権大会出場について」千葉剛校長名の文章をホームページに掲載。「飲酒、喫煙行為に関しましては、校内の規定に基づき、厳正かつ適切に指導を行った」として再発防止に努め、本大会出場については「大変に難しい決断ではございましたが、熟慮の末、今回の打診をお受けすることといたしました」と説明した。
全文は以下の通り。
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本校男子サッカー部の全国高校サッカー選手権大会出場について
過日、本校男子サッカー部の複数部員による飲酒、喫煙について一部報道がございました。ご心配とご迷惑をお掛けしました多くの皆様に、心よりお詫び申し上げます。
飲酒、喫煙行為に関しましては、校内の規定に基づき、厳正かつ適切に指導を行った次第です。しかしながら、本校としてはこのようなことが発生してしまったことを大変重く受け止め、引き続き再発防止に努めてまいる所存です。
本校男子サッカー部の第104回全国高等学校サッカー選手権大会への出場について、この度、公益財団法人日本サッカー協会および公益財団法人全国高等学校体育連盟より正式に打診をいただきました。大変に難しい決断ではございましたが、熟慮の末、今回の打診をお受けすることといたしました。宮城県大会に出場した選手をはじめ、サッカーと学業の両立にひたむきに努力してきた多くの部員については、前を向いて全力で戦ってほしいと考え、今回与えられた機会をお受けすべきとの決断に至った次第です。多くの皆様より頂戴したご心配のお声や様々なご意見を、男子サッカー部員、教職員一同、重い教訓として受け止めてまいります。まだまだ成長過程にある本校男子サッカー部員に、何卒あたたかいご声援をいただければ幸いです。
なお、この件の詳細につきましては個人のプライバシーに関わるため、お伝えすることを控えさせていただきましたことをご寛容いただき、併せて、個人の特定や誹謗中傷に該当するおそれのある行為は慎んでいただきますようお願いいたします。重ねてご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和7年11月21日
聖和学園高等学校
校長 千葉 剛