J1神戸 3連覇へ黄色信号 浦和に0-1で敗れ首位鹿島と4差のまま 宮代が痛恨のPK失敗
「明治安田J1、浦和1-0神戸」(4日、埼玉スタジアム)
神戸は最後までゴールが遠く、リーグ戦7試合ぶりの敗戦。この日試合がなかった首位鹿島との勝ち点差を4から縮められず、逆転Vでの3連覇が遠のく痛恨の敗戦となった。
前半は互いにチャンスを作るも得点を奪えない時間が続く。神戸は0-0の39分、DF酒井のクロスが相手のハンドを誘ってPKを獲得。絶好の先制機にチーム得点王のFW宮代がキッカーを務めたが、シュートはGK西川のセーブに遭い前半を0-0で折り返した。
後半開始にはFW大迫に代えてMF井出を投入。早めに先制点を取りたい中だったが逆に後半2分、右FKから浦和の190センチFWイサークキーセテリンに頭で合わせられ先制を許してしまう。その後は攻勢に出るも、1日のACLEメルボルン・シティ戦(豪州)から中2日の影響もあってか、細かい連携・パスミスが目立ちチャンスをなかなか作れない。強みのロングボールからの攻撃もはね返され続け、試合終了の笛が鳴った。
次節はホームで鹿島との直接対決(17日、ノエスタ)で、弾みをつけるためにも何が何でも勝ちたい1戦だった。6日に鹿島がG大阪に勝利すれば残り5試合で7差となり、逆転Vは絶望的となる。




