J2甲府が補強禁止処分に声明 “原因”は22~23年所属のブラジル出身選手の移籍金支払いを巡る問題
J2甲府は26日、同日までに国際サッカー連盟(FIFA)に選手の新規登録を禁止するクラブリストに掲載された件を巡って、声明を発表。FIFAから通達を受けた経緯を明かした。
クラブによると、2022年8月1日~23年12月31日までトンベンセFC(ブラジル)から期限付き移籍で所属していたジェトゥリオ選手の移籍金について、当該クラブとの間での支払いに齟齬が生じていたという。
甲府側は代理人を通じて、トンベンセFCと交渉を重ねていたが、双方合意に至らず。今回の通達につながった。
佐久間悟代表取締役社長の名前がつづられた声明文では「ヴァンフォーレ甲府と致しましては、この様な問題が報じられ、クラブに関わる全ての皆様方に多大なるご心配とご迷惑をおかけしていることを心からお詫び申し上げます」と謝罪した。
通達通りの処分となれば、甲府は2026年~27年シーズンの冬の移籍期間を終えるまで、選手の補強ができないことになる。今後の対応については「引き続き、本件の早期解決に向けて、トンベンセFCと調整を図って参りますので、ご理解を賜りたくお願い申し上げます」とつづられた。



