J1京都 4発快勝で首位再浮上! ラファエルエリアス3戦連発&ハットトリック 曺監督「非常に大きい勝ちだと思う」
「明治安田J1、FC東京0-4京都」(24日、味の素スタジアム)
1試合を行い、京都がFWラファエルエリアス(26)のハットトリックなどでFC東京に4-0と快勝し、今季初の3連勝で勝ち点51として、首位に立った。鹿島と勝ち点で並び、得失点差で上回った。
上位6チームが勝ち点2差にひしめく大混戦の中、再び一歩前に出た。京都がリーグ戦8試合負けなし&今季初の3連勝で、首位に再浮上。4発快勝に曺監督は「得失点差を考えると、非常に大きい勝ちだと思う」とうなずいた。近年はなかなか上位争いに食い込めず苦しい日々を送ってきたクラブが、群雄割拠のリーグで旋風を起こしている。
圧倒的な存在がチームを引っ張った。序盤にPKを2本獲得すると、これらをラファエルエリアスが左・右へと冷静に決めた。3戦連続弾のエースは止まらず、3-0の後半36分にも加点し、今季2度目のハットトリックを達成。勝利の立役者は「3点取れたことよりも、首位に返り咲けた結果の方がうれしい」とクールに喜びを語った。
クラブとして新たな歴史の扉を開こうとしている。J1での最高位は2002年の5位。11年から21年までJ2に沈み、J1に昇格した22年からも低空飛行が続いた。だが、5年目の曺監督のもと今季は急上昇。指揮官は「(昨年から)明らかに何かを変えたわけではない」と習慣の重要性を訴えた。終盤戦でも台風の目となる。




