東京V、日本代表DF綱島悠人が海外移籍への準備で離脱発表
J1東京Vは4日、日本代表DF綱島悠人(24)が、海外移籍を前提とした準備のため、チームを離脱すると発表した。同日には昨季チーム最多10得点を記録したFW木村勇大(24)が名古屋へ完全移籍することも発表されており、流出が相次いだ。
綱島は23年に国士舘大から当時J2の東京Vに加入。MF登録で大学時代はボランチでプレーしていたが、J1に昇格した昨季途中から3センターバックの1角として30試合に出場しブレイクした。188センチの高身長を生かした空中戦の強さや当たりの強さが武器。7月の東アジアE-1選手権で日本代表に初招集され、A代表デビューを果たしていた。昨年にも「自分が目標にかかげてるのは、プレミアリーグで活躍すること」と話しており、海外志向が強かった。
東京Vは6月に昨季27試合に出場したDF千田海人が鹿島に、7月には今季全試合に出場していたMF翁長聖がJ2長崎にそれぞれ完全移籍するなど流出が続いていた。一方で、J2水戸から寺沼星文、J2秋田から井上竜太の獲得に成功している。東京Vは現在降格圏と7差の16位につけている。





