サッカーの東アジアE-1選手権で、香港との初戦を制した男子の日本は12日に中国との第2戦に臨む。10日はソウル近郊の安養で練習した。DF古賀太陽(柏)は脚の疲労のため宿舎での調整となり、追加招集のFW原大智(京都)とMF田中聡(広島)を含む25選手がピッチで戦術確認などを行った。
女子の日本は、勝利した9日の台湾戦で出場機会のなかった選手らが始興で練習。13日の韓国との第2戦に備えてミニゲームなどで汗を流した。
18歳のFW佐藤龍之介(岡山)は、1977年に金田喜稔がマークした19歳119日の日本代表最年少得点記録の更新を狙う。6月のインドネシア戦で代表デビューし、今大会初戦の香港戦でも後半途中出場。中国戦は攻撃的MFでの先発起用が見込まれ「フィニッシュに関わる動きを意識したい」と力強く話した。これまでも積極的なプレーで印象を残してきたが「爪痕だけではなく、結果を残すことで次につながる」と、歴史に名前を刻む意気込みだ。