26分で4発大暴れのジャーメイン 1988分出場のリーグ戦得点数に並ぶ爆発っぷり 招集時は一部疑問の声も結果で一掃

 「東アジアE-1選手権、日本代表6-1香港代表」(8日、龍仁)

 A代表デビュー戦となった広島のFWジャーメイン良(30)が開始22分でハットトリックを達成するなど前半26分までに4得点の大暴れ。今季23試合1988分に出場しているリーグ戦での得点数に26分で並ぶ爆発っぷりだった。

 開幕まで1年を切ったW杯に向けて最高のアピールを果たしたジャーメインは「周りが本当にいい関わりだったり、ボールをたくさんくれた。今日はしっかり決定力だったり自分の持ち味、爆発力が出たかなと思います。特に数字のところはこだわってやっていたのでまず一つ結果がでたのはよかった」と息をついた。

 昨季J1磐田で日本人最多の19得点を挙げブレークしたジャーメイン。今季、広島に移籍してつかんだ代表初招集だった。一方で招集メンバー発表の際は、30歳という年齢とここまで今季の得点数が4と寂しい数字だったことから、選出を疑問視する声がSNSなど一部で上がっていた。それでも1930年の若林竹雄以来95年ぶりとなる代表デビュー戦での4得点という衝撃的な結果で雑音を一掃してみせた。招集した森保監督も「ジャーメインは一番求めている得点という結果を出してくれた」と絶賛した。

 アピールの機会はまだ2試合残っており、日本は12日に中国、15日に韓国戦を控える。ジャーメインは「これがどういう相手でも同じような結果だったりプレーをやっていかないといけない」とかぶとの緒を締めた。

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