日本代表・久保建英「勝って終われたらベスト」背番10に奮起 10日インドネシア戦

 サッカー日本代表は9日、2026年W杯アジア最終予選C組・インドネシア戦を前日に控え、会場のパナソニックスタジアムで最終調整した。取材に応じた久保建英(24)は、予選最終戦を有終の勝利で飾るべく「シーズンの締めくくりとして勝って終われたらベスト」と力を込めた。

 日本で待望のエースナンバーもお披露目だ。5日のオーストラリア戦で、代表では自身初の背番号10デビューを果たしたが、今回はネームも入る。メッシやジダンら「一番うまい選手がつける番号」を10番のイメージとするだけに、「僕も買いたいぐらい。何枚かしかもらえないから」と上機嫌だった。

 次世代も見据える森保一監督(56)が若手を中心に起用する中で、久保はリーダーシップを求められている。代表経験豊富な24歳は自身を「そもそも僕はリーダー気質じゃない」と評しながらも、「潤滑油みたいな存在になれたら」と役割を自覚する。W杯本大会まであと1年と迫る中で、持ち前のコミュニケーション力でも若手を積極的に引っ張っていく。

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