サッカードイツ・ブンデスリーガ、バイエル・レバークーゼンのシャビアロンソ監督が今季限りでチームを去ると発表したことで同監督のレアル・マドリード(スペイン)での監督就任が現実味を帯びてきている。スペインのメディアではすでに新生レアルの戦い方や選手補強が語られている。
スポーツ紙マルカではレバークーゼンで用いた布陣をマドリードでも継続する可能性について、ブンデスリーガに精通する記者が分析。「5-3-2(システム)はスペインでよくある後方を固めるタイプではない。センターバック3人とMF4人、それにフリンポンのような選手がいて守備的以外のあらゆることができる。全ての選手が頻繁に敵陣に侵入する」と、ほかにはないスタイルでレアルでも採用可能だとみている。
また、アス紙ではシャビアロンソ監督が要望しているとされるレアル・マドリードの補強候補としてレバークーゼン所属のドイツ代表DFヨナタン・ターとレアル・ソシエダード(スペイン)所属のスペイン代表MFマルティン・スビメンディという2選手の名前を挙げている。これまでのところ前者はバルセロナ、後者はアーセナル(イングランド)への移籍が有力視されているが、確定段階までには至っていないため形勢逆転を狙うとしている。