J2初の伊予決戦は今治に激闘の末に軍配 FWマルクス・ヴィニシウスが2得点、高い打点の決勝ゴール 3-2で愛媛に逆転勝ち
「明治安田J2、愛媛2-3今治」(8日、ニンジニアスタジアム)
愛媛県を本拠地とする2クラブによるJ2初の“伊予決戦”は、今季初昇格のアウェー、今治に軍配が上がった。2-2の後半42分、右サイドからのクロスをファーサイドで待ち受けたFWマルクス・ヴィニシウスが相手と競り合いながら高い打点でヘディングシュート。この日自身2点目となる勝ち越しゴールを奪った。
試合は愛媛が前半35分にMF甲田のゴールで先制。1-1の後半24分にDF山原が一時勝ち越しのゴールを決めた。
今治は0-1の後半3分にFWマルクス・ヴィニシウスが頭で得点。1-2とされてからは猛反撃し、同37分に右CKからのこぼれ球をMF近藤が決めて2-2の同点に。最終盤に勝ち越した。
試合後、主将を務めるマルクス・ヴィニシウスは「2年ぶりに伊予決戦ができてうれしい。相手のホームで逆転勝ち。チームをたたえないといけない」と仲間に感謝。「2点目も自分のストロングポイント。ファーサイドでしっかりと叩けたのはよかった」と決勝点を振り返った。
両クラブの対戦はJ3で過去4度あり、これまでは愛媛の2勝1敗1分けだった。




