サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のDF熊谷紗希(33)と南萌華(25=ともにローマ)が15日、新シーズンの開幕へ向けて出国した。ベスト8だったパリ五輪に、改めて主将の熊谷は「僅差の試合が多い中、その差は大きくないと感じた」と振り返った。
日本は準々決勝で、延長にもつれ込む激闘の末に米国に0-1で惜敗。その米国が決勝でブラジルを破って優勝した。上位国との差を埋めるために、「もっと勝ち癖をつけないと。個々のレベルアップを含め、やることはある」と課題を挙げた熊谷。今季の目標には「ローマでチャンピオンズリーグ優勝を狙えるチームになりたい」と話した。