パリ・サンジェルマンがヤマルに巨額オファーもバルサが即座に拒否 放出すれば後世に残りかねない失敗と判断

 サッカーフランス1部リーグのパリ・サンジェルマン(以下、PSG)が、バルセロナ(スペイン)の16歳FWラミン・ヤマルに対し2億ユーロ(約322億円)を提示、獲得の意思を示したがバルセロナは即座に断ったという。スペインのスポーツ紙、マルカが伝えている。

 報道によると、PSGは所属選手のフランス代表・FWキリアン・エムバペがレアル・マドリード(スペイン)へ移籍するのが濃厚な状況からこれに替わる有力な選手を探しており、ヤマルに関心を寄せているという。

 選手の代理人であるジョルジュ・メンデス氏がバルセロナ入りしてクラブと話し合いを持っているが、バルセロナは若手有望選手を手放す意思はないとしている。クラブ財政は依然厳しく金銭的には非常に魅力があるが、スポーツ的には同選手は今後長くチームの中心になり得る人材で放出すれば後世に残りかねない失敗で、ファンが納得できる説明ができないとみている。

 ラミン・ヤマルは昨年契約を更新。これは未成年の選手に認められている範囲内の内容で2026年まで。もっとも18歳になった時点でさらに契約延長するのは事実上決まっており2030年まで、契約解除金は10億ユーロ(約1610億円)になるという。

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