アジア杯連覇のサッカーU17が帰国 FW名和田11月のW杯で優勝&個人タイトル狙う

 タイで開催された「AFC U17アジアカップ2023」で史上初の大会連覇を達成したサッカーU-17日本代表が3日、羽田空港着の航空機で帰国。得点王&MVPに輝いたFW名和田我空(16=神村学園)は「1試合ごとにチームも成長していた。優勝するために頑張ってきたので、タイトルを取れたのは一番うれしい」と話した。

 決勝の韓国戦では直接FKを決めるなど2得点を挙げて勝利に貢献。「準決勝でFKを蹴るチャンスがあったが、じゃんけんで負けて譲っていた。決勝は決めて黙らせようと思った」と笑顔で振り返っていた。

 森山監督は「アジアチャンピオンとしてW杯に出場するという目標で臨んだが、そう簡単じゃないというところで、かなり準備して心配事もあった。日がたつにつれけが人も戻り、体調不良者も戻り、準決勝、決勝は一番良い状態で臨むことができた」と話した。

 11月にはペルーでU-17W杯に挑む。名和田は「アジア止まりは悔しい。W杯でもやるからには一番を目指して、個人のタイトルも取れるように頑張りたい」と意気込み、「A代表を目標にしているのでU17で満足せず頑張りたい。まだまだやることはたくさんある」とその先の夢の舞台も見据えていた。

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