川崎が終了間際に劇的逆転勝利!10人での戦いも、ルーキー山田が同点弾 家長が逆転PK決める
「明治安田生命J1、鹿島1-2川崎」(25日、カシマスタジアム)
川崎がルーキーの起死回生のプロ初ゴールとなる同点弾をきっかけに、土壇場での逆転劇。チーム23年ぶりとなる開幕2連敗の危機から、大逆転での今季初勝利を挙げた。
前節の横浜M戦で負傷交代の車屋、出場停止のジェジエウとCB2人を欠き、DF登里も負傷離脱中の川崎は、MF登録の山村とDF大南をCBで起用。ボランチを務めるMF橘田が左SBでの出場となった。
苦しいチーム事情の中、前半5分に昨季まで川崎に所属していた鹿島FW知念が左からのクロスをヘディングで合わせるゴールで先制点を奪われる展開。その後は攻勢に出るが、決定力を欠いた。
後半には山村がレッドカードを受けて退場となり、10人での戦いを強いられる。だが、後半44分にコーナーキックからの混戦に最後は途中出場の新人FW山田が右足で合わせて同点のゴールを奪い同点。さらに後半ロスタイムに得たPKを家長が決めて逆転勝利を収めた。