横浜M 公式戦6戦ぶり勝利で首位奪還 西村が今季9点目、ヤンマテウスはデビュー弾

 前半、湘南・杉岡大暉(左)と競り合う横浜M・水沼宏太(撮影・金田祐二)
 後半、ゴールを決め喜ぶ横浜M・西村拓真(撮影・金田祐二)
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 「明治安田生命J1、横浜M3-0湘南」(7日、日産スタジアム)

 横浜Mが3発で“神奈川ダービー”を制した。公式戦6試合ぶりの勝利で再び首位に浮上した。

 2-0で勝利した7月30日の鹿島戦以来となる日産スタジアムでのゲームとなった。ホームの後押しを受けて前半からボールを握り、チャンスを作り続けた。だが、湘南の粘り強い守備に苦戦し、0-0でハーフタイムを折り返した。後半4分にはペナルティエリア中央手前からMF西村拓真がこぼれ球に右足を振り抜いたが、ポストに阻まれた。

 均衡を破ったのは同11分。西村が相手最終ラインにプレッシャーをかけると相手のミスを誘発。ボールをカットしたアンデルソンロペスからのパスを受けて裏に抜け出すと冷静に右足で先制点を決めた。自身リーグ戦では7月6日の広島戦以来6試合ぶりのゴールで今季9点目。得点ランキング4位タイとなった。

 同25分にはFWアンデルソンロペスがPKを沈めて2-0。同44分には途中出場でJ1デビュー戦となった今夏新加入FWヤンマテウスがチーム3点目を挙げた。

 ホームでのリーグ戦は今季2分け10勝と負けなしで現在7連勝。首位を奪い返し、2位の広島とは2試合消化が少ない状態で勝ち点2差、3位の川崎とは同じ消化試合数で3差をつけた。

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