Ｊ１清水のＦＷディサロ燦シルヴァーノ（２６）がＪ２山形に期限付き移籍することが１０日、分かった。一両日中に正式発表される。

　ディサロは２０２０年に当時Ｊ２の北九州で１８得点を挙げ、２１年に清水へ完全移籍で加入した。今季は天皇杯でハットトリックを達成するなど奮闘したが、リーグ戦は途中出場３試合（無得点）にとどまり、出場機会を求める形となった。

　山形は開幕から１４試合７得点を量産していたＦＷ藤本佳希が５月に左膝を負傷し、長期離脱を余儀なくされている。先月にはＪ１鳥栖からＦＷ藤原悠汰を育成型期限付き移籍で獲得。前線の補強を進め、７戦未勝利からの浮上を図る。