横浜Mのマスカット監督「練習できたのは1回だけ」もレオセアラ2発で初戦制した ACL
「ACL・1次リーグ、ホアンアイン・ザライ1-2横浜M」(16日、ホーチミン)
H組の横浜MはFWレオセアラ(27)の今季公式戦初ゴールを含む2得点で初戦に競り勝った。
レオセアラは前半19分、DF永戸のCKを鮮やかなバックヒールで流し込むと、同25分には再び永戸のFKを頭で合わせた。今季はFWアンデルソンロペスの加入もあり、リーグ戦の先発出場は3試合にとどまっていたが、アジアの舞台で鬱憤(うっぷん)を晴らした。マスカット監督は「レオが素晴らしい働きをしてくれた」とブラジル人ストライカーを称賛した。
高温多湿の気候も影響し、試合を通じてミスも目立ったが、セットプレーで効率良く加点した。マスカット監督は豪雨などの影響で「きちんと練習できたのは1回だけだった。往復3時間をかけて練習場に行っても(ピッチに)水がたまっていて練習できる環境ではなかった」と調整の難しさを吐露した。
最終盤は何度か決定機を作られながらも勝負強く逃げ切った。ベトナム代表選手を複数人擁し、集中開催地をホームとする難敵を下し、幸先良く第一歩を踏み出した。




