日本サッカー協会 宮本恒靖新理事が会長補佐も兼任 田嶋会長の4期目新体制が発足

 日本サッカー協会(JFA)は27日、評議員会と理事会を開き、田嶋幸三会長(64)の最終4期目となる新体制が発足した。新役員では元日本代表監督の岡田武史氏(65)が4年ぶりに副会長に再任し、元日本代表DFの宮本恒靖氏(45)が理事に就任した。

 宮本新理事は国際委員長に加え、会長補佐にも選定された。常務理事会に出席して意見を述べるなど、その他の協会運営全般に関して田嶋会長の補佐を行うなど“帝王学”を施される。任期は2022年3月27日から2024年3月に開催される定時評議員会までの2年間。

 田嶋会長は「宮本さんの経歴については説明するまでもない。選手、監督として素晴らしい経歴を持っている。FIFAマスターを取るなどサッカー界のあらゆる経験を積んできた。ただ、サッカー協会の会長であったり、サッカー協会が具体的にやっている内容を全部を把握している訳ではない。須原専務理事と協力して3人で連係しながら、彼の意見も聞いて新たな方向を見つけていきたい。我々も彼から学びたいと思っている」と大きな期待を寄せた。

 宮本新理事は日本代表として2度のW杯に出場し、代表では主将も担った。引退後はFIFA(国際サッカー連盟)が運営するスポーツ学の大学院・修士課程「FIFAマスター」を修了。G大阪で監督も務めた。

 また、岡田副会長は会長の職務代行順位で第1順位に決定した。第2順位は野々村芳和氏、第3順位は林義規氏、第4順位は岡島喜久子氏。

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