日本代表・原口元気が集大成のW杯へ「めちゃくちゃ燃えている」

 W杯カタール大会アジア最終予選ベトナム戦(29日、埼玉スタジアム)に臨む日本代表の原口元気(30)ウニオン・ベルリン=が27日、オンライン取材に応じ、W杯に懸ける思いを改めて口にした。

 前回ロシア大会の最終予選では4試合連続得点などでW杯出場の原動力となり、本大会でも主力としてベスト16進出に貢献したが、今回の最終予選では控えに回る時間を過ごした。困難な状況に置かれても「反骨心が出てくるシチュエーションは得意だし好き。今の状況は個人的にすごくいいなと感じていて、チャンスが来ればすごくいいパフォーマンスができるんじゃないかなと思っている」と前向きに捉えた。

 中国との最終予選第2戦前には、W杯に向けて「自分の中の熱をよみがえらせられるか」と語っていた。W杯出場を決めた今、「めちゃくちゃ燃えている」と本大会のピッチに立つことを熱望した。W杯出場を決めたオーストラリア戦(24日)では後半39分にインサイドハーフとして投入され、先制点の起点となった。短い出場時間でも、円熟味を増したプレーで確かな貢献を果たしてきた。

 ベトナム戦では、より長い出場時間が与えられる可能性は高い。「次の試合チャンスがあるとしたら、自分の表現したいプレーを表現する場だと思っている。W杯まで半年くらい、ここから勝負だと思っているので、その中で悔いが残らないようにポジション争いに勝ちたい」と意気込んだ。

 オーストラリア戦の後には喜びに浸る時間もそこそこに、出場機会のなかった選手と共にダッシュを繰り返した。「(W杯が)決まってうれしかったが、頭の中では次のベトナム戦にどれだけいいコンディションで臨めるか、僕自身すごくチャンスがあるんじゃないかなと思っていたので、そっちに切り替えて、喜んでいる場合じゃないなと思っていた」。

 ロシア大会では決勝トーナメント1回戦のベルギー戦で先制点を決めながら逆転負けを喫し“ロストフの悲劇”を味わった。「それだけを考えて代表活動をやってきたし、日本代表がもう一個上のステージに行くために、僕らの世代が最後、そこを突破することが大きな課題かな」と使命感をにじませた。W杯まで約8カ月、集大成となるピッチに立つために粉骨砕身の時を過ごす。

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