田嶋幸三会長 JFL鈴鹿の懲罰対象行為発覚を受け「事実だとすれば残念」

 日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長は28日、オンラインで取材に応じ、日本フットボールリーグ(JFL)の規律委員会が鈴鹿ポイントゲッターズに懲罰の対象となる行為が発覚し、理事会に報告したことを受け、「しっかり裁定委員会で判断し、懲罰の対象になれば下さないといけない」と述べた。

 元日本代表FW三浦知良(55)が今季期限付き移籍した鈴鹿は昨年12月、元執行役員による内部告発や不当な金銭要求などの騒動が発生。JFLの規律委員会が事実関係の調査を行っていたが、この日、「(鈴鹿に)懲罰の対象となりうる行為が発覚しました」とし、理事会に報告したと発表した。

 最終の処分決定は、JFAの裁定委員会に委ねられる。田嶋会長は「我々はこういう裁定系のことは性格上、関与できない。司法機関は独立しているということで、たとえ会長でもああでもない、こうでもないと言えない」とした上で、「こういうのが事実だとすれば残念ですよね」と述べた。

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