サウジアラビア監督 日本に「勝つにふさわしい」 選手負傷が響いたと振り返る

 前半、森保監督(右)と話すサウジアラビア・ルナール監督(撮影・棚橋慶太)
 前半、スライディングでクリアする伊東(左)=撮影・棚橋慶太
 前半、ヘディングでボールをクリアする大迫(中央)=撮影・出月俊成
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 「W杯アジア最終予選、日本2-0サウジアラビア」(1日、埼玉スタジアム)

 日本に敗れたサウジアラビアのエルベ・ルナール監督が試合後の会見で敗戦を認めた。

 「とても難しい試合になることは予め分かっていました」と振り返り、「日本代表、おめでとうございます。勝つにふさわしい内容でした」とたたえた。

 今回の遠征には、主力選手のファラジを負傷で欠き、さらに日本戦の序盤で守備的MFのマルキが負傷交代した。

 日本の弱点について、どう分析していたかという質問には「ジョークで済ませようと思ったらジョークで済ませることもできますが…。サッカーというのはシンプルなゲームです。技術的に優れていなかったり、まず最初にゴールに向かっていかなければ勝つことはできないと思います」と、根本的な面を挙げた。

 最終予選は、日本、オーストラリアと激戦になっている。「最終予選が始まる前に、3カ国での厳しい戦いになるだろうと予想していました。その状況は2018年のロシアW杯への予選の状況と同じです。あと2試合残っていますが、本日の結果にかかわらず私たちはまだグループの1位です。上位3カ国すべてにとって、2位までに入るための大事な試合が1試合残っているということです」と、今後について語った。

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