サッカー日本代表国内組の隔離期間が6日に短縮 最短で2月7日からクラブ復帰が可能に

 日本サッカー協会の反町康治技術委員長(57)が17日、オンライン取材に応じ、W杯カタール大会アジア最終予選に出場した日本代表の国内組に対して、政府から求められていた隔離期間が14日間から6日間に短縮されたと明かした。

 選手らは2月1日に行われるサウジアラビア戦翌日の同2日から7日まで日本代表によるバブル下に置かれ、7日の検査で陰性が確認されれば、最短で同日からクラブに復帰することが可能となる。公共交通機関を使用し、キャンプに合流することも許可されるという。反町委員長は「非常に感謝すべき話で、政府には最大限の配慮をしていただいた」と述べた。

 W杯最終予選は政府から「厳格な防疫措置」を条件に開催を認められた。当初は試合後14日間の隔離措置が義務付けられ、隔離期間中に所属先へ戻ることはできなかった。川崎と浦和の選手は2月12日の「富士フイルム・スーパーカップ」への出場が不可能となり、他の国内組も開幕戦直前のチーム合流となるなど影響が懸念されていた。

 12日にはJ1神戸の三木谷浩史会長(56)が自身のツイッターで「頭おかしんじゃないの」(原文まま)と政府の対応を批判するなど波紋を広げ、16日には神戸など7クラブが連名で日本協会に上申書を提出したと発表していた。

 反町委員長は13日に隔離期間の短縮を求め、日本協会の田嶋幸三会長(64)とJリーグの村井満チェアマン(62)の連名で嘆願書を提出する意向を明かしていたが、「その前にある程度話がまとまったと聞いている。政府が非常に早く対応していただいた形になる」と明かした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス