パリ五輪世代のMF松岡大起「強い気持ちと覚悟を持って来た」同い年の久保建英も意識

 サッカー日本代表候補は17日、千葉県内で合宿を開始する。練習に先立ち、初招集のMF松岡大起(20)=清水=がオンライン取材に応じ、「強い気持ちと覚悟を持って来た」と決意をにじませた。

 2001年6月1日生まれで24年パリ五輪世代だが、誕生日が3日違いの久保建英(マジョルカ)は既にA代表の常連となりつつある。松岡は「先日も試合でゴールという結果を残していた。常に負けられないなと強い刺激をもらっている」と同い年を意識した。

 昨夏にはJ1鳥栖から清水に完全移籍。プロ3年目の20歳ながらJ1通算出場数は91試合に達しており、Jリーグでも有数のボランチとして着実に成長を遂げている。

 前田大然と旗手怜央がセルティック(スコットランド)に移籍したことによる追加招集だが、W杯最終予選につながる大きなチャンスを得たことには変わりない。「W杯は自分の目標、夢としてきたもの。この舞台に立ってプレーしたいという気持ちは幼い頃からあった。出場するのは簡単じゃないが、勝ち取るためにもこの合宿で一日一日を大切にしていきたい」と力を込めた。

 2年後のパリ五輪よりも、今は代表での生き残りに懸ける思いが強い。「自分の中では今あるこの合宿、W杯予選、目の前のことしか考えていない。目の前のことに全力で、自分のパフォーマンスを全て出すために準備してきた。まずは置かれている状況で精いっぱい自分のプレーを出したい」。しっかりとした語り口の中に「強い気持ちと覚悟」を込めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス