横浜Ｍが８日、ＭＦ天野純（３０）の韓国・蔚山への期限付き移籍と、ＦＷ仲川輝人（２９）の契約更新を発表した。

　天野は今年の１２月３１日までの期限付き移籍。今季の天野は、リーグ戦３４試合に出場、途中出場が多く出場時間は１１２３分。３得点をマークした。あまじゅんの愛称で親しまれている。

　クラブを通じて、横浜Ｍでの日々が恵まれた環境だとして厚く感謝した上で「その環境に甘えてしまっている自分がいる事を感じていました。何より、ここ数年の自分に納得できず、このままでいいのかと危機感を覚えていました」と思うに至ったことを告白。「そのタイミングで、一昨年のＡＣＬ王者でもあり、アジア屈指の強豪クラブである蔚山現代ＦＣから話が来ました。その厳しい環境で、日々の練習に揉まれる事で、もっと強くて逞しい選手に成長できるのではないかと考えました」と熟考の末に、移籍を決断したと明かした。

　「のちに、この決断を正解にできるのは自分自身しかいません」と強い決意を記し、「１日１日を無駄にせず、自分自身と向き合い、もっと成長してきます」と結んでいる。

　仲川はスピードが武器のアタッカーで、１９年のＪ１得点王、ＭＶＰ。