来季Ｊ２の横浜ＦＣは２５日、トンベンセ（ブラジル）からＭＦハイネル（３１）が期限付き移籍で加入することを発表した。今季までは、レンタル移籍により広島でプレーした。

　ブラジル出身のハイネルは１７年に川崎へレンタル移籍し、リーグ１４試合に出場。１８年にブラジルへ戻ったが、１９年に再び広島にレンタル移籍し、２０年にはレンタル期間も延長された。今季は、昨季に負傷した右膝の影響もあり開幕から出遅れたが、徐々に出場機会を増やし、主にボランチなど中盤で２６試合プレーした。

　横浜ＦＣにとってはＭＦ瀬古樹（２４）が川崎に移籍するなど中盤の補強が必要となっていた。

　ハイネルはクラブを通じ「素晴らしいクラブに加入できることを嬉しく思います。１年でＪ１に戻れるように自分のすべての力を注ぎたいと思います」とコメントした。

　広島を通じては「サンフレッチェ広島で３シーズンプレーできたこと、すごく幸せでした。たくさんの友人ができました。たくさんのことも学びました。ファン・サポーターの皆さん、サンフレッチェ関係者の皆さん、そして選手の皆さん、いつも暖かくしていただき、本当に感謝しています。これからもサンフレッチェ広島を応援しています。また皆さんに会えることを願っています。サンフレッチェファミリーのすべての皆さんに感謝しています。ありがとうございました」とコメントした。