坂本花織が最後の五輪で好発進「やったというよりよかった」団体女子SPで圧巻1位!世界女王リュウを上回る 日本は初日終えて2位浮上 1位米国と2点差

 「ミラノ・コルティナ五輪・フィギュアスケート団体・女子SP」(6日、ミラノ・アイススケートアリーナ)

 前回北京大会は銀メダルで、初の頂点を目指す日本は、女子ショートプログラム(SP)にエースの坂本花織(25)=シスメックス=が登場。圧巻の演技をみせつけ、78・88点で世界女王のアリサ・リュウ(米国)を上回り1位となり、10点を獲得した。日本は初日の3種目を終えて23点とし、2位に浮上した。1位の米国とは2点差。

 今季限りでの現役引退を表明している坂本の最後の五輪が始まった。最終滑走で登場。重圧のかかる中で、冒頭の3回転ルッツをしっかりと成功させると、SP「Time to say goodbye」の雄大な音楽にのり、続くダブルアクセル、3回転フリップ-3回転トーループも成功。完璧な内容でまとめきった。演技を終えると、感触を確かめるように右拳を握り、ガッツポーズ。安どの笑みもこぼれた。得点を見届けると、安どの表情で手を叩き、「まあまあ」とうなずいた。

 演技後は「緊張感はいつもどおり。いい緊張感でいい時の集中力だった。いまできる自分の演技ができた。やっぱり個人戦とは違って団体戦は、自分の結果がチームジャパンの結果に響く。やったというよりよかったという気持ち。とりあえずMAXのポイントとれたので、めっちゃ満足です」を充実した表情で振り返った。

 アイスダンス・うたまさの演技に涙する場面もあったが「うたまさの演技はじまって、観客の皆さんがすぐ手拍子だったので。五輪の舞台でうたまさをみれて、感極まって、最初の10秒で涙しちゃいました。涙する曲がじゃないんですけど、今までの努力が報われてよかったなと」と明かし、初日を終えて2位という結果に「1日目としては上出来。初日これだけ縮められたのは良いスタート。2日目、3日目がそれぞれベストコンディションでベストパフォーマンスができれば」と、見据えた。

 団体の最初に行われたアイスダンスのリズムダンス(RD)では“うたまさ”こと吉田唄菜(22)、森田真沙也(22)=木下アカデミー=が8位(3点)発進。続くペアSPでは“りくりゅう”こと三浦璃来(24)、木原龍一(33)組=木下グループ=が好演技をみせ、従来の自己ベスト(80・99点)を更新する今季世界最高の82・84点で1位で10点を獲得。暫定6位に浮上していた。

 フィギュアスケート団体は10カ国が出場し、種目ごとの順位点(1位10点、2位9点、3位8点~10位1点)の合計点で争われる。男子、女子、ペアのSPとアイスダンスのRDの上位5チームが8日午後のフリーへ進出する。日本はフィギュア団体で14年ソチと18年平昌でいずれも5位。前回22年北京では初の表彰台となる銀メダルを獲得した。当初は銅だったが、金だったROC(ロシア五輪委員会)の女子・ワリエワにドーピング違反があり、順位が繰り上がった。

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