吉田麻也 国際Aマッチ出場数で中沢超えも「今でも影を追いかけている」

 オンライン取材に応じた吉田麻也
 オマーン戦に向け、調整する吉田=13日、マスカット(共同)
 オマーン戦に向けた練習を見守る森保監督=13日、マスカット(共同)
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 W杯カタール大会アジア最終予選オマーン戦(16日、マスカット)に臨む日本代表のDF吉田麻也(33)が14日、オンライン取材に応じた。

 先月のオーストラリア戦で国際Aマッチ通算111試合出場となり、中沢祐二の110試合を超えて歴代単独7位となった。吉田は「(出場)100試合を超えた時、僕もセンターバックなので次は中沢さん、その後に井原さんを超えてきたいなと思っていた。やっぱり目標にしているし、今でも見えない影を追いかけている」と偉大な先達への思いを明かした。

 「今も毎日うまくなりたいなと思っているし、昨日よりもいい選手になりたいという思いがある」と情熱は衰えない。ベトナム戦で112試合出場となり、井原正巳の122試合まで10試合に迫った。33歳の主将は「年も年なので1試合で評価ががらっと変わる。悪ければ年齢のせいにされる。長友選手、大迫選手も同じ気持ちかなと思う。それに対して見返してやりたいという気持ちが強い」とオマーン戦へ意欲を見せた。

 ベトナム戦の出場で歴代2位の130試合に到達した長友は「レジェンドですね、吉田さん」と笑みを浮かべ、「キャプテンになって責任感、日本代表に対する誇りをすごく感じる。年下になるが尊敬できる頼もしい存在。チームに安心感を与えている」と語った。続けて「33歳ですかね。まだイタリアで戦っているのは選手として相当すごいこと。メンタル的に強くないと、あの世界ではやれない」と賛辞を惜しまなかった。

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