伊東の2点目が幻に 1-0で前半終了 VAR受けオフサイド 田中がコース入り関与?

前半、攻め込む伊東(©JFA)
前半、先制のシュートを決めるなど活躍を見せた伊東(C)JFA
 日本-ベトナム 前半、攻め込む伊東=ハノイ(C)JFA
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 「W杯アジア最終予選、ベトナム-日本」(11日、ハノイ)

 日本の伊東純也がこの試合2得点目を決めたかに思われたが、VARによる助言と、オンフィールドレビューを経て、ゴールが取り消された。前半は1-0、日本の1点リードで終了した。

 前半40分、相手のセットプレーを防いだ直後に、前線に残っていた伊東へ長いボールがわたった。スピードを生かしてこのボールを拾うと、左サイドから切り込みシュート。豪快に相手ゴールを撃ち抜いた。

 しかしこの後、VARによりオフサイドの有無がチェックされた。オンフィールドレビューも行い、オフサイドと判定された。映像からは、前方にいた田中がオフサイドポジションにいて、かつプレーに関わったと判定されたと見られる。AFCの公式サイトにも田中がオフサイドだったと表示されている。

 伊東は前半17分に、左サイドを突破した南野からのパスを中央で蹴り込み、先制点を挙げた。

 ベトナムは最終予選B組で、ここまで4戦全敗。ただ、5バックをとってきたが、前線に選手を残し、カウンターで日本ゴールに迫る場面はあった。36分には左サイドからポジションを上げてきたグエン・ホン・ズイがミドルシュートを狙い、日本選手がブロックしたが、ホームの観衆から大歓声があがった。

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