C大阪 清武復帰でルヴァン杯決勝進出狙う 小菊監督「アグレッシブにいく」
J1C大阪の小菊昭雄監督が9日、ルヴァン杯・準決勝第2戦の浦和戦(10日・ヨドコウ)に向けてオンライン取材に応じ、元日本代表MF清武弘嗣(31)が戦列復帰する可能性があることを明かした。清武は8月28日のリーグ・G大阪戦(パナスタ)で右足首を負傷。右足関節じん帯損傷で全治4~5週間と診断されていた。
小菊監督は「キヨはここ数日、全体練習にも合流しています。ぎりぎりの中で精いっぱい準備し、メディカルスタッフもサポートしてくれた。明日の状態がどうなのか、明日最終的に決めたい」と説明した。出場すれば、今夏にC大阪に復帰したMF乾貴士と11年7月31日の鹿島戦(長居)以来の共演が実現する。
敵地での準決勝第1戦はFW山田の同点ゴールで1-1。アウェーゴールを挙げたことで、第2戦が0-0のスコアレスドローでも決勝進出となる。小菊監督は「リトリートしてゴールを守るサッカーも当然ある。ただ、私はゴールを奪うサッカーを大切にしたい。アグレッシブにいきたい」と勝利を目指す。勝てば優勝した17年以来、4年ぶり2度目のファイナル進出となる。