最強王者シェイドゥラエフ「試合は簡単だった」朝倉未来に衝撃の圧勝「未来はいい選手だけど、グラウンドで彼は何もできなかった」「もっと早く止めるかと思ったが」

 「RIZIN 師走の超強者祭り」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 フェザー級王座戦が行われ、王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス共和国)が“路上の伝説”朝倉未来(33)=JAPAN TOP TEAM=を1回2分54秒TKOで沈め、2度目の防衛に成功した。RIZINはこれで6戦6勝、MMA通算は16戦16勝とした。

 試合後の会見で最強王者は「試合は簡単だった。怪我しないよう、早期フィニッシュを目指した」とサラリと言い切り、朝倉については「未来はいい選手で打撃は上手ですけど、寝技はイマイチ。グラウンドで彼は何もできなかった。スタミナとレスリングは少し弱い」と評した。今後については「26年もRIZINを盛り上げたい。私は相手を選びません」と、うなずいた。

 会場を騒然とさせた投げ技の連発については「会場を盛り上げたかった。ダイナミックな試合をしたくて。投げ技をした時に彼は首を怪我したみたい。盛り上げたくて何度もしたが、怪我をさせる目的hあなかった」と明かし、レフェリーストップのタイミングについては「もっと早く止めるかなと思った。怪我するほどの打撃をしたが、試合なのでこれは仕方ない」と振り返った。

 試合は“未来”コールが響きわたる中、1回、朝倉は王者の強打を浴びて後退。左ハイキックで距離をとったが、組み付かれると、圧倒的なパワーで投げ飛ばされて、劣勢に。コーナーに詰められて膝蹴り。強烈なパンチを浴びて追い込まれ、バックマウントからパンチの連打を浴びて、レフェリーストップとなった。あまりに一方的な内容に会場からは悲鳴が上がった。試合後、朝倉が動けず、担架で固定されて、病院に救急搬送された。

 シェイドゥラエフは24年6月の武田光司戦でRIZINデビュー。今年5月にクレベル・コイケを下し、王座を獲得。9月にはビクター・コレスニックを開始33秒TKOで下し、防衛に成功していた。

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