清武の元同僚サミル・ナスリが引退 セビリアで“やりたい放題”認められていた

 サッカー元フランス代表MFサミル・ナスリが、28日までに現役引退を表明した。自身のキャリアを振り返って、元日本代表のMF清武弘嗣とともに戦ったセビリア時代(2016-2017シーズン)が、印象に残る時期の一つだったとしている。

 10代でマルセイユの主力選手になり、ジダンの後継者と目されながらもピッチ内外の言動で批判されることもあった問題児。才能を引き出した一人は、当時セルビアを率いていたホルヘ・サンパオリ監督だった。

 ナスリは、現マルセイユ指揮のアルゼンチン人監督について「監督というより友人の一人。彼はいつも僕に『うちのチームへ来て。酒を飲んでも、クラブへ行っても、好きなことをすれば良い。私が君のボディーガードをする。君に頼むのは週末に良いプレーをすることだ』って言っていた」と、当時マンチェスター・シティー所属時にスペインリーグに参戦するよう口説き落とされたとしている。

 同シーズン、ナスリは背番号10を着けて23試合に出場。同じ攻撃的MFの位置で清武とポジションを争うこともあった。

 なお、レンタル移籍終了後、セビリアはナスリの買取に動いたものの条件が折り合わず退団。一方の清武も家庭の事情でシーズン途中にセビリアを去り、古巣のセレッソ大阪へ復帰している。

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