古橋さすがの決定力 W杯予選での起用法は?胸で復帰後初ゴール 大迫も神戸で初得点

 サッカー日本代表W杯アジア最終予選は日本時間の今月8日未明にサウジアラビア戦、12日にホームでオーストラリア戦が行われる。決定力不足が長年の課題と言われる日本代表にあって、直前のクラブのリーグ戦で、FW大迫勇也(神戸)と、FW古橋亨梧(セルティック)が得点した。

 日本の1トップはコンディションに問題がない限りは、大迫がレギュラーを務めている。他の日本選手と比較すると卓越したボールキープ力を持つ大迫は、自らが得点を狙うことも、ポストプレーという他の選手を生かす選択肢をとることもできる。日本に復帰してまだ得点がなかったが、2日の浦和戦で相手選手と交錯しながらも泥臭くシュートをねじこんだ。

 古橋は、9月7日(日本時間同8日)にカタール・ドーハで行われたW杯アジア最終予選の中国戦で、左MFで先発出場した際に、右膝を痛めて後半5分に交代していた。9月30日に行われた欧州リーグのレバークーゼン戦で戦列に復帰し、74分間出場。そして、3日のアバディーン戦で復帰後初ゴールを決めた。

 前半11分、右サイドからのクロスに相手守備選手との駆け引きで背後を取りながら、胸で押し込み、先制点をチームにもたらした。2-1の勝利に貢献した古橋には、ツイッター上でも日本のファンから、その決定力の高さに感嘆する投稿が見受けられている。

 日本代表戦でサイドに入った際は、その時の戦術や選手の組合わせにもよるが、一般的にはゴールからの距離が遠くなり、決定力は生かしづらくなる。日本代表に追加招集された古橋はどう起用されるのか。トップ下での起用で大迫との共存か、1トップでの起用があるのか。従来通りサイドでの出番となるのか。最終予選を左右する重要な2試合での森保監督の判断に注目される。

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