MF久保建英 A代表でもトップ下!W杯までに圧倒的存在へ「試合で証明する」

 オンライン取材に応じたMF久保建英
 オマーン戦に向け、調整する久保建(左から2人目)ら
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 サッカー日本代表は31日、W杯カタール大会アジア最終予選の初戦となるオマーン戦(9月2日、大阪・パナソニックスタジアム吹田)に向けて、大阪府内で練習を行った。MF久保建英(20)=マジョルカ=やFW古橋亨梧(26)=セルティック=がオンライン取材に応じ、久保建は「トップ下を狙いたい」と定位置確保を宣言。守田英正(26)=サンタクララ=と冨安健洋(22)=ボローニャ=は、この日までに合流できず22人で初戦に臨むことが決まった。

 A代表でも攻撃の中心を担う自覚は十分だ。久保建は「マジョルカでもトップ下、代表でもトップ下をやっている。オプションとして右サイドはあるけど、トップ下は狙いたい」と宣言。20歳でも本職での出場は譲れない。

 U-24日本代表で出場した東京五輪では全6試合に先発。ただ、A代表のトップ下には鎌田や南野といった実力のある常連が入る。必要以上にライバル意識を表に出さなかったが、「実績からしたら自分たち五輪に出た選手は挑戦する立場。かと言ってそんなに差があるとは思っていない。試合でそれを証明するだけ」と秘めた闘志は燃やしている。

 敗れた3位決定戦のメキシコ戦後には涙を流し、「W杯が始まる頃には自分が代表で圧倒的な存在にならないといけない」と誓った。オプションとして位置付けた右サイドにも伊東、堂安らがいる。出場が約束された立場ではなく、まずは定位置をつかむことが目標への一歩となる。

 五輪後も好調を維持している。昨季は所属先で思うような出場機会を得られなかったが、今季再び期限付き移籍したマジョルカでは開幕から3試合で2試合に先発するなどチームの2勝1分けに貢献。「すごく今はコンディションもよくて、去年腐らずやってきてよかった」と上向きを実感している。

 自身初の最終予選に気負いはない。「自分たちが先手を打っていくことが大事。今の実力を飾ることなく出していけたらいい」と久保建。結果が絶対となる厳しい大舞台への道のりでさらなる成長を遂げていく。

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