メッシやっぱりPSG加入 バルサ退団発表から1週間、34歳新たな挑戦 仏紙報じる
サッカーのスペイン1部リーグ、バルセロナを退団したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)が、フランス1部リーグのパリ・サンジェルマン(PSG)に加入すると10日、欧州各紙が一斉に報じた。フランスのレキップ紙(電子版)によると、両者は既に合意に達しており、2023年6月末までの2年契約で1年間の延長オプションが付帯しているという。
同紙によると10日午後にもパリに到着し、メディカルチェックを受け、11日にはPSGの本拠地パルク・デ・プランスで入団会見を行うとしている。
また、ブラジル代表FWネイマールが背番号10の譲渡を申し出たものの、メッシは辞退し、バルセロナでトップチーム昇格時に背負った背番号30をつけると伝えている。スペイン紙「アス」(電子版)は30番か19番をつけると報じた。
メッシは既にフランス行きの航空機に搭乗。妻アントネージャさんは自身のインスタグラムを更新。ストーリーにメッシとのツーショットを投稿し「新たな冒険へ 5人一緒に」と綴った。
メッシは6月末にバルセロナとの契約が満了となっていた。クラブによると新たな契約を結ぶことで双方が合意に達していたが、リーグの財務規約に抵触するため正式契約に至らなかった。
8日にはバルセロナの本拠地カンプ・ノウで退団会見を行い、「バルセロナに残りたかった。皆さんに別れを告げなければならないことは想像していなかった」などと号泣。PSGとの交渉については「それも可能性の一つ」と述べるにとどまっていた。