五輪デビューの久保建 レアルの“格上”MFをしのぐ活躍

 MF久保建英が所属のレアル・マドリード(スペイン)のスペイン代表MFマルコ・アセンシオのお株を奪う五輪デビューを飾った。スペインのスポーツ紙アスが久保建の活躍とスペイン人選手の期待を裏切る出来を象徴的に伝えた。

 ビデオニュースでは久保建が決勝点のほか、決定的なチャンスを1回、決定機を10回、ドリブル突破を10回中4回成功させたのに対し、アセンシオはエジプト戦でシュート1回、決定機演出がゼロ、ドリブルは5回中1回の成功にとどまり、先発出場したものの68分に交代させられ「引き続き本来の力を出せていない」と手厳しい評価をしている。

 なお、五輪後の去就に関し、久保建は所属元のレアル・マドリードでのプレーを諦めていないとされるが、外国人枠の関係で現状では実現が難しい状況。見通しとしてはレンタル放出が濃厚でレアル・ソシエダードが最有力候補とされている。

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