イタリアが優勝候補を撃破 2大会ぶり4強、1968年以来2度目の優勝へ挑む
「欧州選手権・準々決勝、イタリア2-1ベルギー」(2日、ミュンヘン)
準々決勝2試合が行われ、イタリアとスペインが勝ち上がった。6日(日本時間7日)の準決勝で対戦する。1968年大会以来2度目の優勝を狙うイタリアはベルギーを2-1で破り、2大会ぶりの4強入り。国際サッカー連盟(FIFA)ランク1位のベルギーは、2大会連続の準々決勝敗退。2012年大会以来4度目の優勝を狙うスペインは、初めて8強入りしたスイスと対戦し、延長を終えて1-1からのPK戦を3-1で制した。
イタリアは優勝候補の一角だったベルギーを撃破した。GKドンナルンマが好守でもり立て、前半31分には24歳のバレラが右足で決めた。44分にはインシニェがミドルシュートを蹴り込んだ。マンチーニ監督は「完勝だ。ベルギーのような相手に勝つには全員が素晴らしいプレーをする必要があるが、まさに実行してくれた」と誇った。