日本サッカー協会は３０日、オンラインで記者会見を開き、Ｊリーグ、ＷＥリーグ、一般社団法人日本障がい者サッカー連盟（ＪＩＦＦ）、特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会（ＪＢＦＡ）とともに「ＴＥＡＭ　ＦＯＯＴＢＡＬＬ　ＪＡＰＡＮ　２０２０」を結成したと発表した。

　「ＴＥＡＭ　ＦＯＯＴＢＡＬＬ　ＪＡＰＡＮ　２０２０」は東京五輪・パラリンピックに出場する男女日本代表、５人制サッカー日本代表（ブラインドサッカー男子日本代表）をサッカーファミリーが一体となって応援し、性別や年齢、障がいの有無などの違いを超えて人々が絆を深め合うスポーツの価値を伝えることを目指すという。

　また、東京五輪・パラリンピックに出場する３チームが史上初めて同一ユニホームを着用することも併せて発表された。日本協会の田嶋幸三会長（６３）は「歴史的なこと」と語り、５人制サッカー日本代表の川村怜（りょう、３２）は「幼少期から憧れてきた日本代表と同じユニホームを着て戦うことができて、非常にうれしいし誇りに思う」とコメントを寄せた。