東京五輪に臨むU-24日本代表で、3人まで起用できるオーバーエージ(OA)枠の有力候補にDF吉田麻也(32)=サンプドリア=と酒井宏樹(31)=マルセイユ、MF遠藤航(28)=シュツットガルト=が挙がっていることが27日、関係者の話で分かった。五輪世代で手薄なポジションを補強できる実力や本人の意思を重視。東京五輪は所属クラブに選手の派遣義務がなく、実際に招集できるかどうかも総合的に見極めながら最終選考している。
五輪世代は攻撃陣も補強ポイントでFW大迫勇也(30)=ブレーメン=も候補だったが、今夏の去就が不透明などの理由から招集交渉が難航する見通しで優先度が下がっている。