韓国のベント監督 ソン・フンミンら不在を言い訳にせず「そういうことは言うべきでない」
「国際親善試合、日本3-0韓国」(25日、日産スタジアム)
日本に3失点を喫した韓国のパウロ・ベント監督が試合後の会見で、「相手が我々を上回ったということで称賛すべきだと思いますし、よいプレーをした。勝つに値したということです」など、日本のプレーぶりをたたえた。
韓国はエースストライカーの孫興民(ソン・フンミン)=トットナム=は、プレミアリーグの試合で負傷したため、この日本戦の招集メンバーに名を連ねたもののの、欠場。欧州組を中心に戦力が整わない現状もあった。
ただ、欧州組がいれば結果は違ったと思うか、との質問にベント監督は「彼らが来れば結果は違っていたかということは、そういうことは言うべきでない。真摯な姿勢ではないと思います。我々はすべての選手が能力があるべきです」と回答した。
チームへの影響があることは認めつつ、「ヨーロッパ組がいれば勝てたというような言い方はすべきではないと思います」、「唯一の責任者は私なわけです。選手たちは全員、全力でプレーしたと思っています」と自チームの選手をたたえた。
日本は代表デビュー戦のDF山根が先制ゴール。鎌田が追加点を挙げた。後半はCKから遠藤が決めて3-0で快勝した。日韓戦での日本の3得点や、3点差での勝利は2011年8月の国際親善試合以来、10年ぶり。