Ｊ１川崎のＤＦジェジエウ（２６）が１日、オンライン取材に応じ、「恩人」と慕うＣ大阪のレビー・クルピ監督（６８）との再会を心待ちにした。

　ブラジル出身のジェジエウは２０１５年にブラジル１部アトレチコ・ミネイロのトップチームに昇格。当時チームを率いていたのがクルピ監督だった。ジェジエウは「自分を下のカテゴリーからプロに導いてくれた恩人で、感謝の気持ちでいっぱい。自分が今、プロでやれているのも彼が引き上げてくれたから。対戦できることは自分にとっても特別なゲームになる。彼はユニークな人で団結力をもたらせてくれる。ジョークを言って、みんなで笑いながら楽しく仕事ができた」とクルピ監督の人柄を振り返った。

　３日のＣ大阪戦（等々力）に向けて「素晴らしい能力を持った選手がたくさんいる、すごくいいチーム。ただ、自分たちがやるべきことをやることで自然と結果はついてくる。自分たちのことに集中したい」と意気込んだ。昨季２９試合に出場し、リーグのベストイレブンにも輝いた守備の要が恩師の前で成長した姿を見せつける。