阪神・岡田監督もDeNA・宮崎を心配「なあ、どんなんなったの?」と逆質問 六回珍事の舞台裏も明かす 一問一答

 6回、井上の打球を頭部に受けた宮崎の治療を心配そうに見つめる岡田監督(左から2人目)ら=撮影・伊藤笙子
 競り勝ってナインを迎える岡田監督(撮影・金田祐二)
 9回、右翼線へ二塁打を放つ佐藤輝(撮影・立川洋一郎)
3枚

 「DeNA3-4阪神」(10日、横浜スタジアム)

 阪神は九回に途中出場のノイジーが決勝打。連敗を2で止めた。中13日で先発した青柳は六回途中3失点と粘り、リリーフ陣もリードを許さなかった。岡田監督の一問一投は以下。

-ダブルスイッチしたところがハマった

「まあ、そやけどなあ。向こうが、勝手に先に右の代打だすから、こっちがびっくりするわ。あんなの、向こうが待っといたらええのにな。向こう。こっちが、左3人でなあ、左いくの。わかってなかったんかなあ」

-(六回1死一、二塁で島本が乗ったリリーフカーがフライングで登場する珍事。ただ、先にDeNAが右の代打・蝦名を起用したことで交代を見送り、石井が続投)出方を待っていた

「そんなもん、ピッチャーを代えるのは、ピッチャーが先やないか。あんな、バッターを先に代えられたから、石井も投げささな、しゃあない。ええ?びっくりしたわ。俺が間違えたかなと思って。ほんま」

-島本もしっかり投げた

「そうや。ちょっと甘かったけどな。最初のバッターはな。でもまあ、きょうは桐敷が熱が出て、いなかったからなあ。普通やったら(継投は)6回でも良かったんやけど、青柳もあんなピッチングで、5回で勝ち投手はやれんよ。せめて、球数やなしに6回までと思ってあと1回と言うたけどおまえ、あそこで打たれるもんなあ」

-あそこは投げきってほしい。

「そら6回は投げきってほしいよな。球数の問題やない。自分で1イニングに40球も投げるんやから。そんなもんおまえ、そんなんは球数とか関係ないわ」

-リリーフに負担がかかる。

「そらそうや、やっぱりなあ、今日は桐敷がいてないのはわかっているし、おまえ、久しぶりの登板やったけど、それはもうちょっとすっと入っていかなな」

-(打球が頭部に直撃した)宮崎の状態は心配だが、いい結果が出ればと言っていた井上が三塁強襲の適時打。

「(宮崎は)なあ、どんなんなったの?」

-頭に当たったのは見えたが

「なあ、アンツーカーはイレギュラー、はねるからなあ。昔より硬しとるやろ、アンツーカー。だから余計はねるんや。昔もっと柔らかかったよ、土入れるところは。今もう、俺今日バットでコンコンやったやん、カチカチやもん。なんであんな硬するんか分からんけどな。危ないといういうかな、はねるもんな、アンツーカー」

-井上にとっては結果が出た

「おーん。いい感じで打ってたからな」

-1打席目からだいぶ積極的に振っていた

「いやいやいや、あのノーステップ打法がだいぶ自分の感覚ではタイミングとか取れるようになってきたんちゃうか」

-気が早いがノイジーも大山も真っ直ぐをしっかり引っ張って打った

「そんな1日ぐらいじゃ信用せえへん。まだまだそらお前、まだまだ先が長いからそんなんお前なあ、そんな一喜一憂してたら。それがちょっとなあ、明日続けばなあ、やっぱり自分的にもだいぶ違うと思うけどなあ。まあそのへんやろなあ」

-ノイジーも9回みたいな打席が続けば

「まあ、あれはたまたまやけどなあ、まあなあ、それはもう巡り合わせだからそらしゃあないもん。そこで打ったいうことはやっぱりなあ、まあ今日はあれや、1回井上を試したかったのがあるけどな、おーん。明日もう1日休んでもらうで、変なピッチャーやから(笑い)」

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス